佐川急便でのバイトに初めて従事したときの体験談などをみると、「バイトに従事し始めた翌日には全身筋肉痛に襲われて満身創痍になり、その状態が1週間近く続きながらバイトに従事しなければいけなかったのが非常につらかった」と回想しています。

普段から筋肉を鍛えているひとでも、佐川急便のバイトは「まず全身筋肉痛との闘いに勝たないと無理」と言っています。

佐川急便が取り扱う荷物は、「何でもあり」です。

1キロにも満たない軽いものから、100キロ近くはあるのではないかいう超重量級のものまで、ベルトコンベアーに載って容赦なくやってきます。

それを瞬時に運び出さなければならないので、筋肉だって悲鳴を上げるのは想像にかたくありません。

よって、佐川急便でバイトするコツは「頑張りすぎないこと」と、佐川急便でのバイト経験があるほとんどの方がこのように後述しています。

佐川急便ではバイトも健康診断を受けることになっている

佐川急便では、バイトや正社員など雇用形態に関わらず、年一回の「健康診断」を義務付けています。

これは運送業界での仕事が肉体労働であり、体を酷使しながら日々の業務に従事するため、自分でも気づかないうちに、健康を害している可能性があるからです。

特に、佐川急便での過労死が頻繁に報道されるようになってから、バイト採用時の条件として、健康診断を受診して体調が万全なことを確約することが求められるようになりました。

バイトの場合、「バイトだから気軽でいいや」といいあまり熱心に仕事に従事しない人と、「頑張らなければ」という責任感から頑張りすぎてしまう人と、二極化される傾向があります。

佐川急便の仕事はハードというのがセオリーにもなっていることを考えると、体が知らず知らずに悲鳴をあげるまえに適切にメンテナンスしなければならないので、全従業員を対象とした健康診断を行うことは、佐川急便側が取り組まなければならない義務ともいえるでしょう。