学生の頃近所のスーパーでバイトしていた時のことです。
レジうちの仕事をしていました。
初めのうちは慣れずにレジを通すのもゆっくりしかできませんでしたけど段々と慣れてきて、お客さんをうまくさばけるようになりました。
ある日、いつものようにレジをうっていました。
どんどんお客さんをさばいていきましたが、あるお客さんのカゴには山盛りの商品がのせられていました。
ちょっとうんざりしながら笑顔で対応していましたが、その山盛りの商品をレジに通しているときにレジロールが切れてしまいました。
レジロールとは、ガムテープのように長く巻かれた紙の事です。
これをレジにセットするとレシートとして出てきます。
わたしはいつものようにレジロールの交換をしました。
でもなぜかレジロールをセットしても数字や文字が印刷されず、真っ白のレシートだけがどんどん出てきます。
おかしいな?なんでだろう?
焦りながら何回も再発行します。
でもやっぱり真っ白のレシートが。
それに大量に買っているお客さんなので長さも結構あります。
何も印刷されない長いレシートのなり損ないが何枚も何枚も出てきました。
やばい!焦ってセットをやり直し、また印刷しましたがまた真っ白…。
お客さんにあやまり、仕方ないので店長を呼びました。
レジの故障かな?と店長も何度も真っ白のレシートを発行していました。
その間も待っているお客さんに何回もあやまりました。
店長がレジロールを取り外しました。
「あ!!逆だよ!!」
なんと、初歩的なことですがレジロールの向きが逆でした……。
何枚も紙を無駄にして基本的なミス。
そしてお客さんを長く待たせずてしまったこと。
恥ずかしくて赤くなったり青くなったりしてしまいました。
店長からは後から呼び出して怒られました。
普段怒らない人なのに…。
それ以来絶対に向きの確認はするようになりました。
やっぱり基本的な確認は大切ですね。
初心忘るるべからず!!