私は高校生の時に近所のスーパーのお肉屋さんでバイトしたことがあります。

冬休みを利用してのバイトだったのでほんの数日の雇用でした。

お肉屋さんのバイトの仕事内容は、ラップ詰めをしたりお肉に付着した余計な汚れを取り除いたりするなどの、いわゆる雑用みたいなものが主でした。

ある日のこと、店長に「この肉を表面だけ軽く焼いてくれない?」と頼まれたことがあります。

それぐらいなら私でもできそうと思いフライパンでお肉を軽く焼き始めたのですが、火力が強すぎたせいかバックヤード中に煙が充増してしまいました。

しかもその煙が、お客さんのいる店内のほうにまで流れていってしまい、店は大慌て状態。

店長が「やばいやばい」と言いながら換気扇を付け、煙をなんとか外に逃したのでよかったです。

私はお肉屋さんでバイトする前は、砂肝がとても大好きだったのですが、砂肝についているスジみたいなものを取り除く作業してから、しばらく家で砂ぎもを食べることができなくなりました。

なんかちょっと気持ち悪くなったんですよね。

今では砂肝は普通に食べることができますが、あのときはちょっとばかりショッキングな出来事でした。