普段から言い間違いが多いほうです。

友達と話しているときだったら笑ってすむのですが、仕事となるとそうはいきません。

冷や汗かくことが多かったです。

例えば居酒屋さんでのアルバイトで、いらっしゃいませと言うべきところを「いただきませ!」と言ってしまい、恥ずかしくてその場から逃げ出しそうになりました。

このときはその場のお客さま達が笑ってくださったので、大失敗にはなりませんでした。

後で店長にはもちろん注意されましたが(その店長も笑ってました)。

言い間違いは他のところでもあります。

私はあまり接客など、人と接する仕事は向いてないのですが、アルバイトだとそういうところの仕事が多いので、避けては通れないのです。

言い間違えで思いっきり冷や汗かいたのは、某有名な人の事務所でバイトをしていたときです。

それはスピリチュアル系というか、そういう方面の有名な方で、普通のタレントさんではない方です(スピリチュアル系の番組に出ていた人ではありません、念のため)。

この事務所に入れたわけは、私の友達が前にバイトをしていて、そこをやめるときに私をすすめてくれたのです。

友達は私のことをとても真面目できちんとしていると言って推薦してくれたので、それでかえって緊張してしまったのかも・・、言い訳してしまってすみません。

しゃれにならない言い間違いをしてしまったのは、その事務所で電話受付をしていたときです。

売れっ子なのでよく仕事依頼の電話がかかってきました。

その電話のひとつに、私は別のスピリチュアル系の方の名前を言ってしまったのです。

このときは一瞬、頭の中が真っ黒になりました。

今思い出しても背筋に寒いものが走ります。

あのときは本当に失礼しました・・。

これらの経験から、私にはやはり接客は向いていないと割り切り、その後のアルバイトは清掃などの、あまり接客をする必要がなさそうなところにしぼりました。

このような方向転換ができたことが、アルバイトで学んだことといえば言えるかなと思います。