テレアポのバイト中にお客さんを怒らせてしまいました。

ことの発端は、私の感情が少し出てしまったことから始まりました。

所定のものを案内していたら、相手がその業界全体に対しての個人的な感情や考えを述べ始めました。

この業界は押し売りだとかそういうものではなく、かなり普通に真面目な業界でした。

話は戻りますが、このお客様相手に私は最初の間黙って聞きつつ、適度に相槌を打って対応していました。

最初の20分ぐらいはこれで良かったですが、そのうちに話の内容が無関係の四方八方に飛んでいくうえにあまりにも話が長すぎたので、私の返事の仕方のトーンが少し下がっていってしまいました。

ハァ……、ハイ…、そうですねと声のテンションが低めの返事の仕方になったことで、さらなる怒りを買ってしまい、相手の方はこの点にヒートアップしてしまい私は最後、怒鳴られてしまいました。

このバイトを始めたときにその職場の営業さん達から、もしも関係のない話をする人とか意味の分からない話をする人がいたらすぐに社員の営業に変わってと言われていました。

入ったときにそう言ってもらっていたにも関わらず、電話を変わるタイミングをすっかり逃してしまい延々と対応仕切れないことをバイトの私が受け答えしたことで、さらなるトラブルを生んでしまうという失敗をしました。

趣旨の分からない話を長く言われ、相槌の仕方がうんぬんと相手が怒鳴ったというトラブルです。

矢継ぎ早に何かを言われても、すぐに内線で営業につないでと言われていたのに、当時の私にはそれができませんでした。

私が当時の性格に、社会経験が非常に少ないうえに生真面目すぎたということがあったからです。

私はこの失敗から、上司や現場歴の長いベテランや先輩とか正社員さん達など上の人たちの言うことは素直に聞くべきだ、ということを深いところから理解できた体験になりました。

この失敗は生真面目過ぎるところが失敗を招いています。

相手が難しいことを早口で言い始めて上の人に取り次ぐ隙が見つからなくても、自分でその機会を作って営業につなぐという姿勢を作るべきでした。

真面目過ぎるのは考えもので、律儀に何でも対応するのではなくて、ほどほどにということも大切だということを学びました。

男性の営業に電話を変わると、落ち着いたり平謝りの低姿勢になったりすることもよくあるという話だったからです。

(私は女です)

だから仕事は、あらゆる人の話を生真面目に全て聞き入れて、無理なことを延々対応するのではなく、その職場の現場上司が何と言っているのか、常に上の役職者なり先輩の指示に従うことが大切だということを教訓として学びました。

良い意味で「あしらう」ということを学習できたバイトになりました。

失礼のない切り口、言い方で切り上げて責任者につなぐ、この姿勢があればどんな業界のテレアポバイトでも失敗しないし、大きなトラブルになることはまずないです。