一般企業に勤務している方なら「年末調整」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

セブンイレブン等のコンビニでアルバイトしている方でも一定金額以上を給与として受け取ると「源泉徴収」という形で所得税を納付する義務があります。

年末調整とは仮の金額で毎月支払った所得税の総額と所得税の納付額に差が生じた場合(多くの場合は取りすぎなので還元つまりキャッシュバックとなります)に一括精算して所得税の納付を完了することです。

よって、昼間は別の仕事をしてても掛け持ちでセブンイレブン等でアルバイトしている方などは、複数個所から給与を取得しているということで「確定申告」の対象となり、その結果次第で年末調整をするようになります。

セブンイレブンなどフランチャイズの店舗は確定申告や年末調整を雇用者が実施する場合と、アルバイトしている給与所得者のほうで行う場合とで対応が変わるので気にある人はオーナーに確認したほうがよいでしょう。

セブンイレブンではバイトの残業はどうなってる?

コンビニエンスストアやファーストフードのお店では、アルバイトや責任者の「サービス残業」が問題となり、民事裁判まで発生する事案もたびたびあります。

セブンイレブンやローソンなどの大手コンビニチェーンでも店舗の運営責任者がアルバイトに対して残業を命じる場合は、きちんと残業代を支払わなければいけません。

また、セブンイレブンの運営本部自体もフランチャイズ契約をする際にアルバイトの権利として残業を命じられ業務を遂行した場合は、残業代を請求できるようにすることを店舗責任者に求めています。

さらに、セブンイレブン本部でもアルバイトの労働問題の窓口を開設しており、本部に相談しにくい場合には労働問題に詳しいユニオンに相談してみるのもアリです。