同一場所でアルバイトを長期間していると、「自分はもっと時給アップしても良いのではないか」と昇給に関する望みが出てくるのは言うまでもありません。
ファミリーマートやミニストップ、そしてセブンイレブンなどの大手コンビニエンスストアでは、アルバイトの昇給に関しての考え方がそれぞれ異なっているようで、企業がアルバイトの昇給を確約しているところと、アルバイトの昇給はフランチャイズ店舗の裁量に任せているところと対応に大きく差が開いています。
セブンイレブンの場合、アルバイトの昇給に関しては後者の「店舗ごとの裁量に任せる」といったスタンスをとっています。このため、近隣のセブンイレブン店舗で昇給などの待遇が異なるという事態も珍しくはないそうです。
セブンイレブンのバイトから正社員へ
セブンイレブンの公式ホームページ上にあるアルバイトの採用情報では、検索条件として「社員登用」という項目があります。
コンビニのアルバイトから正社員になると聞くと、不思議な感覚になります。しかし、セブンイレブンのみならず多くの大手コンビニエンスストアでは、フランチャイズ店舗の正社員登用というのは珍しくありません。
セブンイレブンにおける「正社員登用」というのは、運営本部への登用ではなく「フランチャイズ店舗」での登用となります。
なぜかというと、フランチャイズ店舗の開業条件として各店舗に「専従の従業員」、つまり企業でいう正社員を2名以上雇用していることというのがあるからです。このため、専従従業員としてアルバイトから正社員への登用が必要となるのです。