セブンイレブンなどのコンビニエンスストアでは「早朝バイト」と「深夜バイト」の確保は命題となます。

命題というほど大げさではないと考える人もいますが、バイト人数が確保できなかった場合はオーナーやその家族が昼間働いた上に深夜から早朝にかけて再度働くといった過労問題にまで発展しかねないからです。

また、早朝バイトの場合、バイト前日までの行動によって遅刻する人がおり、予定していた人数でお店を営業することができないといったアクシデントもたびたび発生するそうです。こうしてみると早朝バイトにはデメリットのほうが多いようにも見えます。

しかし、セブンイレブンはアルバイト先として人気があり、なおかつ他のコンビニエンスストアの早朝帯に比べて時給が若干高めということもあり、この時間帯での欠員というのは深夜帯にくらべて少ないのです。

また、早朝帯は主婦層の方が多いこともあって欠勤する人が少ないということもセブンイレブン側にとってメリットとなっているとのことです。

セブンイレブンでの深夜バイト

セブンイレブンが日本で大躍進した原動力となったのが早朝も深夜も年中無休で営業する「24時間営業」を開始したといわれています。

深夜や早朝でもお弁当や飲み物、そして生活必需品が購入できるということは日本の流通販売史上「革命的」な出来事だったにちがいありません。

セブンイレブンの場合、1975年に福島県郡山市にある店舗が24時間営業の第一号ということで、地方都市から深夜営業が始まったとは驚きです。

セブンイレブンの深夜帯のアルバイト勤務は22時~翌日6時となっている店舗が多く、時給も地域差はあるものの1000円前後からスタートすることも功を奏し、学生さんを中心とした若い男性からの人気があります。

深夜帯でアルバイトする人の目的は様々で、短期間集中的にアルバイトして海外旅行に行くためやダブルワークで生活費を稼ぐなどの理由で働いている人が多いそうです。